2013/04/03

まだまだ編集中ですが、ご挨拶を申し上げます~


大阪府決勝で勝利、全国大会出場を決めた大阪朝高ラグビー部の決めポーズ
2012年11月

 
アンニョンハセヨ~ コマプレスです。

『60万回のトライ』(仮題)のHPをご覧くださり、ありがとうございます。

みなさまのご協力と熱い応援のおかげで、やっと、大阪朝高ラグビー部ドキュメンタリー映画『60万回のトライ』の編集作業を、本格的に行うことができるようになりました。

企画から三年あまり、長い期間にも関わらず、応援して下さる大阪朝高の関係者の方々や、学生たち、ラグビー部監督呉英吉先生、コーチの先生方、ラグビー部父母会の皆様、朝鮮学校を支える、たくさんの日本市民の方々、そして、がんを患ったとき、命を助けて下さった宇治市ウトロのオモニ、アボジ、韓国NPO・KIN(地球村同胞連帯)の皆様、映画『ウリハッキョ』の金明俊監督、今回いろいろと韓国で動いて下さっている趙ウンソンPDにも感謝の気持ちをお伝えします。お忙しい中、製作委員会を組織し、何から何まで順調に導いて下さっている、岡本有佳オンニや、永田浩三さん、お二人のプロデューサーにも感謝の限りです。

紙面上には書けない大勢の方々、本当に本当にありがとうございます。

まだまだすべきことは山積みで、もっといろんな方々のご協力を頂きながら、映画を完成させる必要がありますが、志を同じくする方々と共に製作に取り組んで行きます。

予断ならぬ困難も想像されます。しかし、ありのままの朝鮮学校の姿を観て頂きたい、そんな思いが、不安を打ち消してくれます。

最後には、きっと子どもたちの晴れやかな笑顔が勝つはずです。

そのことを証明したい!

思えば、撮影を始めた2010年2月から、今年2013年の朝高ラグビー部成人式での「クランクアップ宣言」まで、あっという間の三年間でした。

11年には、東日本大震災もあり、しばらく、大阪朝高に行けなかった時期もありました。

大阪朝高ラグビー部は、大阪府の一府民として、在日同胞のひとりとしてもかけがえのない存在だと思います。そんな、大阪朝高ラグビー部、そして、彼らが通う、大阪の在日朝鮮人コミュニテイの真ん中にある大阪朝鮮高級学校のありのままの姿を描きたいと思っています。

教室や学校の食堂、運動会や修学旅行、文化祭、卒業式など、ごくフツウの学校生活と、ラグビー練習や試合、怪我や入院、花園(全国大会)のロッカールームなど、ふだん目にすることができないところを、あえて黙々と記録することで、大阪朝高ラグビー部の晴れ舞台、挫折、そして終わらぬ挑戦を描きたいと思います。

(淡々と描きたいとか偉そうに言ってますが、勝ったら嬉しく叫び、悔しく負けたら号泣してしまい、自分の叫び声や鼻水の音などがマイクにかなり入ってしまい、編集するのが、実は大変です)。

頑張って行きたいと思いますので、皆様、製作へのご協力よろしくお願い致します。

引き続き大阪朝高ラグビー部への応援もよろしくお願い致します。


                                 コマプレス 朴思柔 (ぱく・さゆ) 朴敦史 拝